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一粒万倍日とは?今年はいつ?天赦日や大安、不成就日と重なる日は?

2023年3月28日

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ここ近年、何かと話題になっている一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)。
4月2日は、月に4~6日ある一粒万倍日で新年度最初の日です。
今回は、一粒万倍日の過ごし方や他の吉日と重なる日の運気について紹介します。

一粒万倍日って何?

「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)とは日本における縁起のいい吉日、暦の選日のひとつ。
選日とは六曜とは違い、干支の組み合わせによってその日の吉凶が決められています。

一粒万倍日には文字通り、“一が万倍になる”との意味があり、日本人が農耕民族だった時代に「一粒の籾(もみ)が、万倍の籾をつけた稲穂になるように」という意味があり、自分の言動が万倍になって返ってくると言われる、大安に並ぶ縁起の良い日とされ、大きく発展させたいことを始めるのに適した日です。
平均して月に4~6日あるので、意識して毎日の生活に取り入れやすいのも嬉しいですね。

一粒万倍日は始めることが大きく実を結ぶ吉日

一粒万倍日は、結婚などの慶事のほか、起業や開業・開店などに適しているとよく言われますが、大きく発展させたいことはすべてに適しているといわれています。

スキルアップのための勉強を始めたり、自分磨きのための習い事を始めたり、親密な関係を築いていきたい相手にアプローチしたり…新しく何かを始めるにはぴったりの日なのです。
一粒万倍日の過ごし方には、やるといいこととやってはいけないことが明確にあります。

一粒万倍日にやるといいこと

自分の言葉や行動が万倍にもなり返ってくる日のため、これから大きく発展させたいと思うことは全て適している日です。
特に金銭関係や、仕事などのスキルアップを目的にした行動、恋愛・結婚関係には吉で、万倍にも育つ愛を手に入れるために、大切な人との関係を進展させるにはぜひ意識したい日といえるでしょう。
また、借金や無駄遣いは避けた方が良いですが、意味のあることにお金を使うことは運気を上げると言われています。

財布を新調する
銀行口座を開設する
宝くじを買う
開店・開業をする
目的のある出費
スキルアップの勉強を始める
自分磨きのための習い事を始める
プロポーズをする
婚姻届を出す
など

一粒万倍日にやってはいけないこと

一粒万倍日は、良いことだけでなく、悪いことも大きくなって返ってくるといわれています。
借金や無駄遣い、トラブルなど増やしたくないことも大きく増えてしまうとされる日です。
苦労が万倍になってしまったら大変ですので、特にこの日は以下のことに気をつけましょう。

借金やローンをしない
物を借りる(貸しを作る)
無駄な買い物をしない
ローンを組む
人に怒る、揉め事をしない
喧嘩して仲直りしないままにする
など

2023年の一粒万倍日は?

今年2023年の一粒万倍日を、リストにしました。
ただし、打消し線が付いている日は「不成就日」と重なっており、一粒万倍日のパワーが打ち消されてしまうので注意してください。

1月
5日(木)、6日(金)、9日(月)、18日(水)、21日(土)、30日(月)

2月
2日(木)、5日(日)、12日(日)、17日(金)、24日(金)

3月
1日(水)、9日(木)、16日(木)、21日(火)、28日(火)

4月
2日(日)、12日(水)、15日(土)、24日(月)、27日(木)

5月
9日(火)、10日(水)、21日(日)、22日(月)

6月
2日(金)、3日(土)、16日(金)、17日(土)、28日(水)、29日(木)

7月
11日(火)、14日(金)、23日(日)、26日(水)

8月
4日(金)、7日(月)、10日(木)、17日(木)、22日(火)、29日(火)

9月
3日(日)11日(月)、18日(月)、23日(土)、30日(土)

10月
5日(木)、15日(日)、18日(水)、27日(金)、30日(月)

11月
11日(土)、12日(日)、23日(木)、24日(金)

12月
5日(火)、6日(水)、7日(木)、8日(金)、19日(火)、20日(水)、31日(日)

一粒万倍日や天赦日、大安が重なる日

一粒万倍日と天赦日が重なる日は?

年に5~6日程度しかない天赦日と重なる日は、財布の買い替え・使い始めにおすすめの日となります。
なにかを始めるのに適した日を意味する天赦日と重なるこの日には、より多くの方が財布を使い始めています。

天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)
「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」と言われている、日本の暦の上でもっとも吉日とされている日です。
結婚や結納、入籍といった慶事に向いているのはもちろん、さまざまな障害が取り除かれることから躊躇していたことを始めるのにもおすすめの日です。
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寅の日や巳の日の効果は?

寅の日(とらのひ)
「虎は千里を行って千里を帰る」ということわざがあるように、「出ていったものがすぐに戻ってくる」という意味合いがあり、婚姻には不向きとされています。
ただし、虎の体の色が金色であるため金運を招く象徴であり、旅行や金運にまつわる行動にはおすすめの日です。
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巳の日(みのひ)
巳とは蛇(へび)のことで、七福神で唯一の女神である弁財天の使い・化身といわれています。
弁財天が嫉妬深い神様といわれているので婚姻関係の行事は避けたい日ですが、一方で金運が上昇する日として知られています。
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一粒万倍日×大安はさらに良い

大安は、「大いに安し」の意味で、1日を通して何をやってもうまくいく最高の吉日といわれています。
婚礼や旅行、転居など、幅広い分野で何事もよいスタートが切れるという日です。
天赦日と同じような意味を持つ大安、この日もぜひ覚えておきたいところです。

六曜
六曜は「ろくよう」や「りくよう」と読み、暦に記載される暦注(れきちゅう)のひとつです。
大安・先勝・友引・先負・赤口・仏滅の6つの曜からなり、日にちの吉凶を占う指標として使われています。
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不成就日とは

不成就日(ふじょうじゅび)は、一粒万倍日とは反対の意味をもつ日で、何ごとも成就しない日、悪い結果を招く日とされているため、2人の未来を始める日としては避けた方がよいといわれています。
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2023年に3回訪れる最強開運日は?

1年に5~6回しか訪れない天赦日と、金運上昇が期待できる一粒万倍日が重なる「最強開運日」は、吉日が重なることで開運パワーが倍増します。

2023年の最強開運日は、3月21日でした。

はい、当ブログを開設した日です。
2023年3月21日(火)は、一粒万倍日と天赦日、寅の日、そして先勝が重なる今年の最強開運日でした。
さらにこの日は春分の日で宇宙元旦でもあったとか。

でもまだチャンスはあります。
次回は8月4日、一粒万倍日、天赦日、大安が重なる2023年下半期の最強開運日です。

1月6日
一粒万倍日、天赦日、甲子、友引が重なる2023年最初に訪れる最強の開運日。
新年の目標を立てて「事始め」をするのに最適です。

3月21日
天赦日、一粒万倍日、寅の日、先勝が重なる開運日。
春分の日は宇宙元旦でもあり、運気が切り替わる日です。

8月4日
天赦日、一粒万倍日、大安が重なる開運日。
2023年下半期の最強開運日で今年ラストのラッキーデーです。

ただ一粒万倍日、天赦日、大安が重なることにこだわる必要はありません。
一粒万倍日の日は、新しく物事を始めるのに最良の日という意味です。
新年度に向けて今日でもいいですし、次回の4月2日は一粒万倍日×寅の日ですのでタイミングを見ながら当日に何かを始めてはいかがでしょうか?

以上で、縁起の良い一粒万倍日について紹介しました。

吉日に何か大きなことをする時には準備が必要です。

そんな事前準備が必要な大切な行事はもちろんのこと、思いとどまっていることや、したいと思いつつなかなか実行できていないことがあったら、一粒万倍日に向けて一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、一粒万倍日をはじめ、天赦日や寅の日、巳の日など、吉日とされる開運日についてまとめていますので併せてお読みください。

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