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Webサイトやブログを運営する上で覚えておきたいIT用語解説<Part-1・SEO編>

2023年4月8日

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WebサイトやWordPressブログなど、記事コンテンツを作る上で飛び込んでくるIT用語。

聞き慣れない言葉が次々と出てくるIT用語の数々には、横文字やアルファベット、略語が多く、直感的に理解できないことがたくさんあります。

あらゆる用語を展開しているWebサイトを調べても、手短な解説でいいのに長い文章が続く説明が続くことも多いでしょう。

また、その説明の中に、知らない専門用語が混ざってくると、さらにその用語を調べなければならなくなるというジレンマもあるでしょう。

今回は、Webサイトやブログを運営する上で、最低限押さえておきたいIT用語の中で、SEO関連用語に絞ってわかりやすく紹介します。

SEO(SEO対策)とは

まずは、SEO(SEO対策)とは何かというところから解説していきます。

SEOは、Search Engine Optimizationの頭文字をとった略称で「エスイーオー」と読み、「検索エンジン最適化」を意味します。

GoogleやYahoo!など検索エンジンでのキーワード検索により、Webサイトを検索結果にインデックスさせたり上位表示させたりするための施策です。

例えば、「商品名 特徴 値段」「サービス名 予約」といったキーワードを検索して、Webサイトに流入するユーザーは、商品の購入やサービスの利用に対するモチベーションが高いため、申し込みや購入といった成果につながりやすいという特徴があります。

検索エンジンの検索結果から、Webサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させることができます。

そのためには、ユーザーが求める有益な価値あるコンテンツを提供したり、検索エンジンに正しくコンテンツ内容を理解・評価されたりするよう、技術的にWebページを最適化することが望ましいということです。

このSEO対策を適切に行えば、特定のキーワードで検索された時に、自サイトのページを上位に表示させることができるようにもなり、検索流入の増加が期待できます。

インデックスとは
インデックスとは、検索エンジンのクローラーが自動巡回して収集してきたWebページを検索対象として格納するデータベースのことです。
そのデータベースに含まれて検索されることを「インデックスされる」といいます。

クローラーとは
クローラーとは、検索エンジンが検索結果を表示するために、Webサイトの情報を収集する自動巡回プログラム(ロボット)のことです。
クローラーによって収集(=クロール)された情報は、データベースとして格納(=インデックス化)され、検索結果への表示や順位決めに利用されます。

外部リンク

外部リンクは、Webサイトのページ内に貼られている、別のWebサイトやブログのリンクのことです。

正確には、運営・管理しているサイトとは異なるドメインへのリンクが貼られていることを指します。

例えば、ある商品やサービスを紹介する個別ページから、運営会社もしくは製造・販売会社といった表記にリンクがあり、同じ企業や運営者のWebサイトでもドメインが異なる場合は、外部リンクに該当します。

ブログを例に置き換えると、記事に関連のある内容を発信している他サイトへ読者を誘導したり、引用したりする時に用いられます。

外部リンクには、自サイトが貼られる側の「被リンク」と、貼る側の「発リンク」の2種類があり、どちらもSEO対策として重要な要素であり、SEOへの影響があります。

被リンクとは

被リンクとは、他のWebサイトやページから、自分のWebサイト・ページへ向けられたリンクのことです。

別名でバックリンクとも呼ばれ、キーワードの検索順位を左右する重要な要素であり、多くのサイト運営者が被リンクの獲得に力を注いでいます。

被リンクの重要性とSEO効果

被リンクは、別ドメインのサイトから自サイトへのリンクを貼ってもらうことで、他のサイトから引用・紹介がなされた良質なコンテンツであると考えられるため、SEOに効果的です。

SEO対策の1つとして、欠かすことのできない被リンクの獲得ですが、ただ闇雲に被リンクを増やしていけばいいということではありません。

良質な被リンクを増やすことが重要で、正しい対策を行えばGoogleやYahoo!などの検索エンジンからも高く評価されます。

SEOの評価基準として、被リンクはGoogleに正式に認められています。

これは、検索エンジンがキーワードの検索順位を決めるために、コンテンツの良し悪しを完全には理解できないためです。

ユーザーから見た質の高いWebサイトやページには、多くの引用やリンクが貼られるという心理があることから、被リンクはWebコンテンツの価値を示す基準として使われています。

その結果、被リンクが多いページは、良質なWebサイトやページであるという思想になり、キーワード検索順位の評価基準として用いられるのです。

ユーザーにとって、有益な情報コンテンツが提供されているかどうかをGoogleが判断するにあたり、被リンクの質が重要な評価項目の1つになります。

それにより、質の高い被リンクを獲得できているWebサイトが、検索結果の上位に表示されるため、SEO対策を強化していく上で、被リンクは重要な役割を担っているのです。

発リンクとは

発リンクとは、自分のWebサイトやページから、他のWebサイト・ページへ移動するためのリンクのことです。

一見すると、自サイトからユーザーが離脱することになるため、巡回されない=アクセス数が落ちると思われがちですが、発リンクは間接的にSEO効果があります。

発リンクの重要性とSEO効果

WebサイトやブログでのSEO対策では、ユーザーの検索意図を満たす有益な情報を発信するということが重要になります。

発信する記事やコンテンツの中で、裏付けとなる文献・資料や引用している情報があれば、適切に発リンクを設定することでコンテンツの信頼性が高まります。

ただ、むやみにリンクを設置すればよいという訳ではありません。

リンク先に設定するWebサイト・ページは、信憑性の高い情報かどうか、その情報の発信者が明確かどうかを確認する必要があります。

例えば、商品・サービスを提供する公式サイトや官公庁・自治体サイト、発表されている論文などへの発リンクは、信頼性の高いページを元にした情報であると認識されるためSEOに効果的です。

自サイトから外部のサイトへ移動する発リンクは、情報の参照元を明示でき、コンテンツの質や信憑性を高めることにも繋がり、検索順位にもよい影響を与えます。

ただし、信憑性の低い、あるいは参考にならない情報コンテンツには、発リンクを送らないことも重要です。

自サイトのページに対するコンテンツ量を底上げするための引用は、評価されるかもしれませんが、オリジナルコンテンツ、つまり独自性が足りない・少ないと判断された場合は、順位を大きく落とす可能性があるため、注意が必要になります。

内部リンクにも発リンクというものがあり、詳しくは後述します。

外部SEO対策

外部SEO対策は、他のWebサイトやブログに自分のサイトへのリンクを貼ってもらう対策のことです。

Googleは、以下の通り、外部リンクの数と質をSEOの評価基準にしています。

システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとします。そのために、どのコンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。

たとえば、その判定を支援するために使用している要因の1つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。

含まれていれば、多くの場合、その情報の信頼性が高いことを示す十分なしるしとなります。

引用:Google Search「コンテンツの質」

Googleは、他のサイトから引用されている記事を、多くの読者やユーザーにとって参考になる質の高い記事と考えているわけです。

これまでは、外部リンクの「数」が重要とされていましたが、不正に外部リンクを集める対策が増えたことから、近年では外部リンクの「質」が重要視される傾向にあります。

内部リンク

内部リンクは、同じWebサイトやページ内に張り巡らされた、記事やページ間のリンクのことです。

正確には、運営・管理しているサイトと同じドメインへのリンクが貼られていることを指します。

ブログを例に置き換えると、記事に関連のある内容を発信している同サイトの別ページへ読者を誘導したり、引用したりする時に用いられます。

内部リンクの重要性とSEO効果

とはいえ、内部リンクの数はSEOに影響がなく、同一サイト内でたくさんのリンクを貼っても効果はありません。

内部リンクで重要なのは、Webサイト内の関連したページ同士を適切に結びつけることです。

同一サイト内で関連性の高いコンテンツへのリンクを貼ることで、読者が同じテーマのWebページ内で巡回するようになるため、アクセスアップが期待できます。

情報を求めるユーザーへの利便性の向上に貢献し、Webサイト全体の品質向上にも繋がることから、検索エンジンに高く評価されるわけです。

内部リンクにおける発リンク

前述の外部リンクで発リンクを紹介しましたが、内部リンクでも発リンクと呼ばれることがあります。

同サイト内のWebページを、発リンクで繋ぐことが目的であるため、結果的には内部リンクと同じ意味です。

Webページの内容をクローラーに正確に伝えられることで、検索順位が上がることも期待できます。

内部SEO対策

内部SEO対策とは、Webページやブログの中身を、読者とGoogleから見やすく分かりやすくするための対策です。

例えば、見出しやタイトルをわかりやすくしたり、重要なワードを赤文字や下線などで強調したり、目的のコンテンツを探しやすい構成にしたりするなど、Webサイトやブログが検索エンジンから正しく評価されることを目指します。

それが読者にとって使いやすいサイトに整えることにもなり、内部SEO対策ができている状態となります。

内部SEOを疎かにすると、どんなに有益な記事やコンテンツを展開しても評価してもらえず、検索上位への表示は難しくなるかもしれません。

キーワード選定

キーワード選定は、コンテンツのテーマである単語や文章などのキーワードを選ぶ作業のことです。

SEO対策の1つで、適切なキーワードを分析・選定することで、商品やサービスを求めるユーザーの獲得につながるため、非常に重要な工程になります。

SEOにおけるキーワード選定の影響

前述の通り、良質なコンテンツを作る上で中核となるのはキーワードです。

いくら品質の良いコンテンツを制作・展開しても、そこに読者ニーズが存在しなければ誰にも閲覧されることはありません。

作ったコンテンツをより多くの読者に届けるためにも、ユーザーの求めるテーマやキーワードを正しく設定する必要があるわけです。

ユーザーは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索をして、インデックスされたWebサイトへアクセスしてきます。

そのため、より多くの集客を得るためには、コンテンツを作る際にユーザーが検索しやすいキーワードを選定・設定することが重要なのです。

キーワード選定は、いつもうまくいくわけではありません。

試行錯誤を繰り返せば繰り返すほど、質の高いキーワードを選定するノウハウがきっと身につくはずです。

サイトマップ

サイトマップは、Webサイト内のリンク構造を示すファイルのことです。

ユーザー向けに作成するHTML形式と、検索エンジン向けに作成するXML形式がありますが、SEOで重視されるのは後者のXML形式です。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)でサイトマップを設定すると、クローラーの巡回が効率よく行われるようになることから、SEOでは基本的な施策となります。

WordPressには、ブログのリンク構造を解析してサイトマップを自動出力するプラグインが提供されています。

カニバリゼーション(カニバリ)

カニバリゼーションは、自サイト内の複数の記事が同じキーワードの順位を争い、足を引っ張りあっている状態のことです。「カニバリ」「カニバる」などとも呼ばれることが多いです。

カニバリゼーションを訳すと「共食い」の意味で、ビジネスにおいては顧客への提供価値が類似する自社製品同士で、それぞれの売上を奪い合ってしまう現象を指しますが、この記事で解説しているのはあくまでSEOでとしての意味になります。

一見すると、どちらも評価されるように思えますが、評価が2つの記事に分散されている状態になり、検索上位を取りにくい状態になってしまいます。

例えばもし、同じキーワードで9位と10位に表示されている場合、両者を1つの記事に集約すればより高い順位を狙える可能性が高いです。

記事やページごとの役割・目的を明確に分け、同じキーワードで作成しないことが重要になりますが、カニバリを起こしていても検索上位で表示されていれば、対策しなくても問題ありません。

終わりに

以上で、SEOに関するIT用語について解説しました。

WebサイトやWordPressブログを運用する上で、SEO対策は有益なコンテンツを提供するために欠かせない戦略です。

キーワード検索で上位を狙ったり、内部・外部リンクで巡回させたりすることで、Googleなどの検索エンジンに、品質の良い自サイトやブログであることを評価してもらいましょう。

以下の記事では、SEO対策に最も関係が深いGoogleのサービスに関する用語を紹介しています。

Webサイトやブログを運用する上で、あらゆる調査や分析に欠かせないツールを簡潔に解説していますので併せてお読みください。

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