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Webコンテンツ作りに役立つ最低限のIT用語・解説付き<Google編>

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Webサイトやブログなど、コンテンツを作る上で飛び込んでくるIT用語。
皆さんは、次から次へと入ってくるIT用語の数々をどこまで把握できているでしょうか?

あらゆる用語を解説しているWebサイトを調べても、手短な説明で理解できたらいいのに長い文章が続く内容だったりしませんか?
特にその解説の中に別の知らない専門用語が混ざってくると、さらにその用語を調べなければならなくなり気がつけば時間が過ぎていくこともあるでしょう。

そこで今回は、Webサイトやブログを運営する上で最低限覚えておいた方がいいGoogle関連のIT用語を紹介し、どういったサービス名があってどういった役割をもっているのか簡潔にわかりやすく解説していきます。

グーグルアドセンス

Google AdSense(グーグル アドセンス)は、GoogleがWebサイト運営者向けに提供している広告配信サービスです。

「クリック報酬型広告」と呼ばれるコンテンツ連動型のWeb広告です。
運営しているWebサイトやブログに広告コードを埋め込むと、掲載されているコンテンツや訪問者の情報に関連する広告が自動的に表示されます。

普段よく見ているWebサイトやキーワード検索して開いたページに掲載されている広告にマウスカーソルを重ねた時のURLが下記例のようになっていると、アドセンス広告だと判別できます。

(例)
https://www.googleadservices
https://googleads~

Googleアドセンスが「クリック報酬型広告」なのに対して、アフィリエイトは「成果報酬型広告」というWeb広告を配信しています。

アフィリエイトとの違い

アフィリエイトは、Webサイトやブログに掲載されている広告をユーザーがクリックすると広告主のサイトへ移動し、商品を購入したりサービスを契約したりすることで報酬が支払われるという仕組みです。

購入や契約を成立させる必要があるので、例えば掲載したい広告の商品やサービスについて記事を投稿することで、ユーザーに商品の良さをPRしたりして必要があります。

ユーザーと広告主との間で契約が成立して初めて、報酬が支払われるアフィリエイトとは異なり、Googleアドセンスはクリックされた時点で収益が発生する特徴があります。
成果報酬型よりもクリック報酬型の方が報酬が発生しやすいことになります。

グーグルサーチコンソール

Google Search Console(グーグル サーチコンソール)は、Googleが提供しているインターネット検索の分析ツールです。

Google検索キーワードの表示回数・順位の推移といった状況、サイトが抱えている問題点などを確認でき、サイトの改善が可能です。

グーグルアナリティクスなどの解析ツールと異なるのは、ユーザーがどのキーワードで検索した時に結果としてどのように表示されたか、どんなサイトからリンクされているかなど、サイトのアクセス前のデータを取得できることが特徴です。

データを確認することによりSEOの効果検証や改善策の発見はもちろんのこと、流入検索キーワードを知ることで顧客や見込み顧客のニーズを把握でき、自サービスに対しての需要などを探ったり、必要なコンテンツを把握することも可能になります。

さらに具体的にいえば、検索パフォーマンスといってGoogleの検索結果に対するサイトのパフォーマンスを確認できます。
合計クリック数や合計表示回数のほか、平均CTR、平均掲載順位などといったデータが把握できます。

また、ページメニューからはインデックス登録を促すこともでき、インデックス登録エラーの改善、ページの検索結果からの削除も設定できます。

グーグルアナリティクス

Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。

Webサイトへのアクセス状況を計測し、ユーザーの属性や訪問したページ、成果の達成率、広告効果や反響調査などをさまざまな視点から分析することができます。

クリックの多い広告や効果を比較できるほか、人気を集めるコンテンツや商品がわかれば広告位置を変更するなどWebサイト設計に活用できます。
頻繁にWebサイトを訪れる人の年齢・性別・趣味などがわかれば、そのターゲット層に向け、効果的なマーケティング戦略ができます。

ユニークユーザー(UU)

ユニークユーザーとは、Webサイトのアクセス数を表す指標の1つで訪問者数を表し、ある期間にサイトを訪れた人の正味の人数で、延べ訪問数(ビジット)から重複を除いたものです。

サイトを訪れた人にCookie(クッキー)を発行するなどして個々の訪問者を識別し、同じ集計期間中に再訪した場合でも同一人物によるアクセスとみなして合わせて1人とカウントするため、ある期間中に訪れた人の正味の数を知ることができます。

アクティブユーザー

アクティブユーザーとは、ネットサービスなどの登録会員のうち、その時点で活発に、日常的に利用している人のことを表し、その数を「アクティブユーザー数」、全会員数に占める割合を「アクティブユーザー率」といいます。

ページビュー(PV)

ページビューとは、Webサイトのアクセス数の単位の1つでWebページが閲覧された回数を表します。

閲覧者のWebブラウザにページが表示された回数で、静的な構成のWebサイトではHTMLファイルの送信数にほぼ等しいとされます。
ページ内で参照している画像など外部のファイルの数などには影響されず、あるWebページを開いて表示すれば1ページビューと数えます。

インプレッション

インプレッションとは、Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の1つで、広告の表示(掲載)回数のことです。

広告枠が設定されたWebページを訪問者が閲覧し、広告が1回表示されることを1インプレッションとします。

エンゲージメント

エンゲージメントとは、約束や契約、誓約などの意味を持つ英単語で、ビジネスの分野では、企業などと従業員の相互の深い結び付き、顧客や消費者の企業や製品、ブランドなどへの愛着心や親近感などの意味で用いられます。

リーチ

リーチとは、到達度という意味の英単語で、ある期間に広告などが人口のうちどのくらいの範囲に広まったか表す指標のことを指します。
もとはマスメディアでよく用いられてきた概念で、IT分野ではネット広告やWebサイトなどについて用いられます。

Web広告やWebサイトの場合は、当該期間中に1度でも閲覧した人の数を表し、ユニークユーザー数などの人数そのもので表す場合と、人口や全ネット利用者に対する比率として表す場合があります。

今回は、Googleに関するIT用語について解説しました。
Webサイトやブログを運用する上で、Googleが提供する無料サービスやツールは欠かせないものとなっています。

Googleの有用なツールを上手に使って、広告収入やSNS集客といったマーケティング全般に活かして、自分の生活や自分を取り巻く人たちの未来をより豊かなものにしていきたいですね。

Googleアナリティクスのアクセス解析を目的別に調べる方法<UA・GA4>

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