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無印良品・敏感肌用シリーズの特徴やスキンケア効果を口コミ・体験レビュー付きで紹介

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無印良品・敏感肌用シリーズののシンプルなスキンケアとは

いつも使っているスキンケアアイテムが、突然痒みや刺激を感じたら。

敏感肌に特化した化粧品をいろいろ試してはいるけど、なかなか調子がよくならなかったら。

季節の変わり目で肌がゆらぎ、バリア機能が弱まっている時に最適なのは、刺激のないシンプルなスキンケアです。

今回は、2023年秋に新しくなった、無印良品の敏感肌用シリーズについて紹介します。

敏感肌用シリーズの特徴や成分、旧シリーズとの違い、そして口コミレビューや筆者が使ってみた体験もまとめていますので、どんな化粧品を試しても肌が荒れやすい時に、スキンケア対策の1つとしてご参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

颯彩(ふーあ)

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無印良品の敏感肌用シリーズ

無印良品の敏感肌用シリーズは、天然成分を化学的に反応させた天然由来成分100%で、肌への優しさを考えた敏感肌シリーズです。

自然のもつ力に着目し、3種の植物エキスや精油などの天然成分はもちろん、界面活性剤などすべての原料を天然由来のものにしています。

また、敏感な肌に不足しがちなセラミドや、5種のアミノ酸(アラニン・アルギニン・グルタミン酸Na・セリン・プロリン)といった保湿成分の配合量をアップし、たっぷり潤いを与え、健やかな肌に導きます。

他にも肌荒れを防ぐ、グリチルリチン酸2Kという潤い成分と、ユーカリ葉エキスが新たに配合されています。

これらはアレルギーテストだけでなく、敏感肌の方を対象にした、痒みやピリピリといった一過性の刺激を確認するスティンギングテストも実施しています。

無香料・無鉱物油・無着色料はもちろん、アルコールフリー・パラベンフリー・フェノキシエタノールフリーの肌に優しい処方です。

2023年秋に発売された新商品シリーズですが、早くも人気を集めています。

無印良品・敏感肌用シリーズの全アイテム

敏感肌用シリーズの潤い成分

無印良品の敏感肌用シリーズに配合されている潤い成分(保湿成分)は、以下の通りです。

・セラミド
・5種のアミノ酸(アラニン・アルギニン・グルタミン酸Na・セリン・プロリン)
・3種の植物エキス(ユーカリ葉エキス・スベリヒユエキス・グレープフルーツ種子エキス)

セラミドの特徴・役割

セラミドは、もともと人の肌に存在している潤い成分です。

セラミドが配合されているスキンケアアイテムで、肌の必須成分であるセラミドの働きを補い、潤いを与えることで、乾燥や肌荒れしにくい健康的な肌を保ちます。

アミノ酸の特徴・役割

アミノ酸も、体内の20%を占めるほど、人の身体にとって身近な成分です。

角質層に水分を蓄える成分の約半分はアミノ酸で、肌のハリをつくるコラーゲンもアミノ酸からできています。

アミノ酸配合のスキンケアアイテムは、肌の保湿機能をサポートしてくれます。

植物エキスの特徴・役割

植物エキスとは、植物から抽出した溶液やその乾燥物です。

皮膚に対して植物エキスを配合する目的は、保湿成分や収れん成分、皮膚保護成分、肌荒れ防止剤など多岐にわたりますが、基本的には保湿成分としての表記が多いとされています。

ハーブや漢方などには、美白作用や抗アレルギー作用をもつことで知られていますが、医薬品の印象を与えない、通常の化粧品より優れているという誤解を与えない意味もあるようです。

敏感肌用・化粧水の特徴と口コミ

無印良品・敏感肌用シリーズの化粧水

無印良品の敏感肌用シリーズにおける化粧水は、以下の4種類です。

・さっぱりタイプ
・しっとりタイプ
・高保湿タイプ
・クリーム化粧水

さっぱりタイプ

さっぱりタイプの化粧水は、瑞々しい使用感で、さっぱりとしつつも潤いを与えるため、脂性肌の方や汗をかきやすい時期におすすめです。

しっとりタイプ

しっとりタイプの化粧水は、ベタつきもなく、肌にしっとりした潤いを与えるため、普通肌や混合肌の方におすすめです。

高保湿タイプ

高保湿タイプの化粧水は、とろみ感があるもののベタつきはなく、乾燥が気になる肌に潤いをたっぷり与えて保護するため、乾燥肌の方や乾燥が気になる時期におすすめです。

クリーム化粧水

無印良品・敏感肌用シリーズのクリーム化粧水

クリーム化粧水は、スクワランオイルを潤い成分として贅沢に配合された、乳白色の化粧水です。

化粧水のような肌馴染みのよさと、乳液のような保湿力を併せもち、健やかでもっちり柔らかな肌に導きます。

化粧水に関する口コミレビュー

・目や肌に沁みることもなく、ベタつかず肌への浸透が早かった。
・刺激がなく、値段が手頃なので安心してたっぷり使える。
・この化粧水を使ってからカサつきが収まり、リピートしている。
・ヒリヒリして主に頬や口周りに痛みが出た。
・保湿感もそこまでなかったため数日使ってやめた。
・クリーム化粧水は、スクワランオイルが入っているからか、手にとるとさらさらとしているのに肌につけるとしっとりする。

敏感肌用・乳液の特徴と口コミ

無印良品・敏感肌用シリーズの乳液

無印良品の敏感肌用シリーズにおける乳液は、3種類あります。

・さっぱりタイプ
・しっとりタイプ
・高保湿タイプ

さっぱりタイプ

さっぱりタイプの乳液は、軽い使用感で、瑞々しくさっぱりとした潤いを与えるため、脂性肌の方や汗をかきやすい時期におすすめです。

しっとりタイプ

しっとりタイプの乳液は、とろみがありながらもべたつきがなく、肌にしっとりとした潤いを与えます。

高保湿タイプ

高保湿タイプの乳液は、乾燥が気になる肌に潤いをたっぷり与えて保護し、主に乾燥肌の方や乾燥しやすい時期におすすめです。

乳液に関する口コミレビュー

・思ったよりも保湿力が高く、べたつかないので使いやすい。
・意外ともったりしているけど、少量でも伸びがよい。
・使う量と頻度を調整しないと、ニキビが出やすくなる。

敏感肌用・クリームの特徴と口コミ

無印良品・敏感肌用シリーズのクリーム

敏感肌用シリーズにおけるクリームは、化粧水や乳液、美容液などスキンケアの最後に使用し、潤いを閉じ込めて健やかな肌に整えます。

クリームに関する口コミレビュー

・肌が弱いものの問題なく使えて、たっぷり使える。
・敏感肌でも本当に荒れないし、ちゃんと保湿してくれる。
・べたつかないのにしっかり保湿され、朝に使ってもその後の化粧の邪魔にもならない。
・冬場はちょうどいい保湿で使用感がよいけど、真夏は少しべたつくかもしれない。
・肌に馴染まず、白浮きする。

敏感肌用・他のアイテム

無印良品の敏感肌用シリーズは上記以外にも、ふき取り化粧水や発酵導入化粧水といったプレ化粧水のほか、発酵導入美容液、オールインワンジェルの商品があります。

ふき取り化粧水

ふき取り化粧水は、角質ケア成分の乳酸を配合し、毛穴の汚れや皮脂を取り除くため、古い角質や汚れが気になる方におすすめです。

天然由来成分100%にこだわり、潤い成分のユーカリ葉エキスがなめらかで透明感のある肌に整えます。

無印良品・敏感肌用シリーズのふき取り化粧水と発酵導入化粧液

発酵導入化粧水

発酵導入化粧水は、潤い成分として米ぬか発酵液とセラミドを配合した導入化粧液です。

米ぬか発酵液とは、無印良品が独自に開発した美容成分で、7種のビタミンや8種のミネラルを含有した山形県産の米ぬかを使用しています。

発酵後に得られた残渣から抽出した酵母エキス、米ぬかから得られる米ぬか油も配合されているそうです。

化粧水の前に使用することで、保湿成分が角質層まで浸透しやすい滑らかな肌に整えます。

発酵導入美容液

無印良品・敏感肌用シリーズの発酵導入美容液

発酵導入美容液は、天然由来成分100%にこだわったコクのある導入美容液です。

成分の65%以上が肌にハリと潤いを与える米ぬか発酵液で、化粧水の前に使用することで、保湿成分が角質層まで浸透しやすい滑らかな肌に整えます。

米ぬか発酵液とは、無印良品が独自に開発した美容成分で、7種のビタミンや8種のミネラルを含有した山形県産の米ぬかを使用しています。

発酵後に得られた残渣から抽出した酵母エキス、米ぬかから得られる米ぬか油も配合されているそうです。

保湿成分には、セラミドをはじめ、5種のアミノ酸や加水分解ヒアルロン酸、グリチルリチン酸2Kが含まれています。

オールインワンジェル

天然由来成分100%にこだわった低刺激性のスキンケアアイテムで、3種の植物エキスはじめ、敏感肌に不足しがちなセラミドや5種のアミノ酸を配合し、健やかで潤いのある肌に導きます。

旧・敏感肌用シリーズについて

無印良品の敏感肌用シリーズは、従来から販売されていましたが、上記で紹介したシリーズは2023年秋に新しく発売されたものです。

従来からある旧シリーズは、岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズで、乾燥が気になる敏感肌に潤いをたくさん与えて保護します。

無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済みです。

デリケートな肌にも優しい低刺激性な処方で、季節の変わり目に肌トラブルを起こしやすい、化粧水を使用して刺激を感じることがあるなどの状況に対応しています。

化粧水も乳液もそんなに水っぽいわけではないものの、さらっとしたテクスチャーで使いやすいです。

ただ、2023年秋に新しくなった同名シリーズに比べると、保湿力は劣るといった感じがあります。

なお、クリームのみ保護成分として、保湿効果の高いリピジュア(ポリクオタニウム-51)とヒアルロン酸が配合されています。

現在は生産終了、在庫分のみ販売

2023年秋に新しくリニューアル敏感肌用シリーズを前面に打ち出していく中で、この旧シリーズは生産終了したため在庫分だけで販売しています。

最近では、50mlの携帯サイズも店頭で見かけなくなりました。

見分け方として、新シリーズの方はベージュが混じった温かみのあるボトルで、旧シリーズの方はほぼ白に近い透明なボトルなので注意してください。

新・敏感肌用シリーズを使ってみた

季節の変わり目で肌が荒れやすくなっていた時期に、筆者はいつも利用していた化粧品を控えて、敏感肌に向けたスキンケアアイテムをいろいろ試してきました。

あの人気のキュレルを試しても、目の周りや口元が痒く赤みが出て途方に暮れていた時に目に入ったのが、無印良品の敏感肌用シリーズです。

従来からある旧シリーズ

無印良品にもスキンケアアイテムが販売されていることは知っていましたが、値段の安さから敏感肌の筆者にはリスクがあると思い込んでいました。

現に旅行など泊まりの時に、無印良品のミニサイズを持ち歩いていましたが、高保湿タイプでもさっぱりしている感触が常にあって物足りなさを感じていました。

先週に、ちょうど開催されていた無印良品週間で店舗にきてみると、2023年秋に新しく発売された敏感肌用シリーズがあることを知り、まずは携帯サイズから試してみることにしました。

この時に購入したのは、高保湿タイプの化粧水と乳液です。

新シリーズの進化に驚き

まずは、夜のスキンケアに使ってみようと、風呂上がりに高保湿タイプの化粧水をつけてみました。

化粧水を手にとった感じは、旧シリーズにはないとろみ感があり、肌につけた時も下へ垂れていかないため馴染ませやすかったです。

何よりも驚きだったのは、どんな敏感肌用の商品を使ってもピリピリとした刺激があったのに、この新シリーズの化粧水ではまったく刺激がありませんでした。

むしろ、肌に吸いつくような水分補給が感じられる心地よさがあります。

その後につけた高保湿タイプの乳液も、こっくりしたとろみがありながらも伸びがよく、しっとりしていてベタつきもありません。

手にとった乳液をよく見ると、つぶつぶがあり、これが何の成分なのかわかりませんが、肌につけた時にざらざらした刺激もありませんでした。

※下記写真の乳液は、間違えて追加購入してしまったしっとりタイプです。

無印良品・敏感肌用シリーズの化粧水と乳液

新旧シリーズの差は歴然

結論からいうと、旧シリーズであまり効果や感触がよくなかった方は、お試しサイズで新シリーズを使ってみてほしいです。

また、他の敏感肌用の化粧品で刺激や痒みを感じる方も、一度は試してみることをおすすめします。

とろみがありながらもべたつきはなく、かといって旧シリーズのようなさっぱり感よりもしっとりと保湿されます。

新シリーズでも刺激を感じた場合

もし、この新シリーズで刺激を感じてしまうようであれば、使用を止めてください。

花王のキュレルでも刺激を感じる方は、セラミドの種類は異なりますが、共通しているのは両方ともにユーカリ葉エキスが含まれていることです。

ユーカリ葉エキスの含まれていないセラミド配合のスキンケアアイテムを試してみることをおすすめします。

ちなみに、ユーカリはセラミドの生成を促進する作用があり、肌荒れの鎮静・抗菌にも使用されるため、皮膚への刺激は強めですが、アレルギー性はないとされています。

そのため、初回では刺激があっても、数日ほど使ってみるのも1つの手です。

なお、セラミドはもともと人肌にも存在している潤い成分のため、まったく合わないということはありませんが、セラミドの種類によって相性は異なると思ってよいでしょう。

セラミドについては、機会があれば別記事で解説します。

お試し商品は実は2種類ある?

無印良品の敏感肌用シリーズには、お試しで使えるミニサイズが2種類あるのをご存知でしょうか。

敏感肌用シリーズのお試しセット

無印良品の敏感肌用シリーズには、化粧水・乳液のさっぱり・しっとり・高保湿のタイプ別に、発酵導入化粧液の3点が一緒になっているお試しセットがあります。

・化粧水+乳液・さっぱりタイプ+発酵導入化粧液:990円
・化粧水+乳液・しっとりタイプ+発酵導入化粧液:990円
・化粧水+乳液・高保湿タイプ+発酵導入化粧液:990円

旧シリーズにはなかったお試しセットは、いずれも20mlとコンパクトで、どのタイプも1000円を切る安価なため、初めて使用する時のトライアルや数日の旅行にも使えます。

使用回数は、1日2回使うと5日程度の分量が目安です。

敏感肌用シリーズの携帯サイズ

無印良品・敏感肌用シリーズの携帯サイズ化粧水と乳液

しかし、上記の20mlセットでは、お試し期間に足りないという方も多いでしょう。

化粧水・乳液・発酵導入化粧液には、300mlの通常サイズとは別に、50mlの携帯サイズが販売されています。

・化粧水(さっぱり・しっとり・高保湿):350円(高保湿は390円)
・乳液(さっぱり・しっとり・高保湿):350円(高保湿は390円)
・発酵導入化粧液:490円

いずれも各350~490円でお手頃ですので、約1~2週間の期間で試したい時には携帯サイズがおすすめです。

携帯サイズはバラ売りのため、例えば化粧水を高保湿タイプ、乳液をさっぱりタイプというようにタイプを分けて利用することができます。

終わりに

近年では、化学的な成分を使わないオーガニックコスメや、天然成分にこだわった化粧品など、敏感肌に向けた優しいスキンケア商品が増えています。

その中でも無印良品の敏感肌用シリーズは、化粧水と乳液ともに保湿レベルが3段階あるという、個々に合わせた肌への優しさが感じられるアイテムです。

保湿力の最も高い高保湿タイプでも、とろみがありながらもベタつくことなく、自然と肌の奥に染み込み、滑らかな仕上がりになることがわかります。

敏感肌向けのスキンケア商品の中の最終手段として、この敏感肌用シリーズを使ってみた時に、すっと入り込む浸透のよさと刺激のなさに感動したものです。

とはいえ、個々によって肌質も違えば、配合成分との相性によって効果も異なるため、使ってみないとわかりません。

もし、最近肌が荒れやすくなったり、いつもの化粧品に刺激を感じるようになったりしたら、新しくなった無印良品の敏感肌用シリーズを、まずはお試しセットから使ってみることをおすすめします。

筆者なりに、この新・敏感肌用シリーズをひと言で表すなら。

使う人を選ばない、シンプルなスキンケアブランドといえるでしょう。

無印良品・敏感肌用シリーズの全アイテム

以下の記事では、同じセラミド配合のキュレルについて紹介しています。

キュレルの乾燥性敏感肌向けで、保湿に特化した潤浸保湿シリーズの基礎化粧品の特徴や口コミ評価、筆者体験を解説していますので、併せてご参考ください。

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