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月や太陽の位置を示す二十八宿とは?28種類ある星座の意味、東西南北を守る四聖獣との関係

2024年1月31日

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二十八宿は月の動きだけでなく東西南北の方位とも深く関係する

天球上の月が1日ごとに宿る28の星座、二十八宿。

六曜と比べると存在は薄いものの、赤道・黄道付近で移動する月の動きを観察するために必要とする術でした。

今回は、毎日の吉凶や運勢を表す暦注の1つである二十八宿について紹介します。

東の青龍、北の玄武、西の白虎、南の朱雀という東西南北を守る四聖獣についても解説しますのでご参考になれば幸いです。

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二十八宿とは

二十八宿(にじゅうはっしゅく)は、古代中国の天文学・占星術に基づき月や太陽などの位置を示すために赤道・黄道付近で天球を28等分した区分のことです。

二十八宿と月の動き

二十八宿は月の動きを基にした星宿

月の動きは、地球上のあらゆるものに大きな影響力を及ぼすと考えられています。

ウミガメやサンゴの産卵、潮の満ち引き、人間の体調やエネルギーも月の引力による影響を受けているといわれているほどです。

また二十八宿はその区分の基準となった赤道付近の28ある星座のことでもあり、二十七宿・十二直などと共に使用されることがあります。

二十八宿の「宿」は、星座(星宿)を意味しそれぞれの名前「角宿」や「亢宿」などというように宿をつけて呼ばれます。

月は黄道の内側を移動しそのルートにある星々に割り当てられているため、二十八宿はその名前の通り28種類あります。

月の公転周期は約27.3日で、月はおよそ1日に二十八宿の星座を1宿ずつ通過していくと考えられたため約28日ということから二十八宿としたのです。

地球上から見た時に月が移動する見かけ上の通り道というわけですが、月の星宿内での位置から太陽の位置を推測し季節を正すために用いられるようになりました。

日本に伝わったのは二十七宿

中国で生まれた二十八宿はインドに入るとその日の吉凶を知るために用いられましたが、二十八宿の「牛宿」が削られたために一時は二十七宿になりました。

これは28ある星座を基準にして1つの星宿とすると、牛宿の度数が足りなかったためといわれています。

そして唐の時代に西洋の七曜と組み合わさった宿曜経、いわゆる二十七宿として日本にも伝わったのです。

日本ではそのまま二十七宿を用いていましたが、明治時代の改暦で二十八宿を用いるようになりほとんどの暦には二十八宿が記載されています。

日本における二十八宿

キトラ古墳の天井に二十八宿の星が描かれていることから日本で二十八宿が用いられていたことがわかる

日本で二十八宿が用いられるようになったのは、高松塚古墳やキトラ古墳の天井に二十八宿の星が描かれていることからわかります。

奈良県の明日香村にあるキトラ古墳が最も古く、遣唐使が日本に帰国する704年より前の7世紀末から8世紀初め頃に作られたと考えられています。

キトラ古墳の天井には天の北極を中心にした精密な天文図が描かれており、世界最古で現存する天文図である可能性が高いそうです。

またキトラ古墳の壁に、東方は青龍、西方は白虎、南方は朱雀、北方は玄武が描かれています。

二十八宿を7宿ずつ東西南北の4つに分け、それぞれを霊獣に当てはめられたものです。

二十八宿と四聖獣

東の青龍、北の玄武、西の白虎、南の朱雀(四神)

二十八宿は、東西南北を守る四聖獣をもとに星座の並びを定めたものです。

四聖獣(四神)とは

四聖獣は青龍・白虎・朱雀・玄武の4種類ある聖獣で、もともとは邪気を払いより良い環境を整えるために祀られたものです。

東の青龍、北の玄武、西の白虎、南の朱雀という東西南北それぞれの方位を司る守護神で、四神ともいわれています。

方角四聖獣姿形
青龍(せいりゅう)
玄武(げんぶ)
西白虎(びゃっこ)
朱雀(すざく)

また四神には方位だけでなく、色や季節などもそれぞれに割り当てられています。

それぞれの聖獣に備わっている特徴や効果、属性は以下の通りです。

  • 青龍
  • 玄武
  • 白虎
  • 朱雀

青龍の特徴と属性

青龍(せいりゅう)は、東方の守護神であり春の季節を象徴する伝説上の神獣です。

鹿の角と蛇の尾をもつ聖なる龍の姿で、川の流れを表しています。

太陽が昇る東の守り神であることから、新しい始まりや物事を成長・発展させるパワーをもたらしてくれます。

五行説では木を象徴し、成長や発展、生命力を表します。

姿形
方位
色相
季節
五行

玄武の特徴と属性

玄武(げんぶ)は、北の方位を司り冬の季節を象徴する伝説上の神獣です。

硬い甲羅と長い脚をもつ亀と蛇が絡み合って一体となった姿をしています。

北の大地にある大きな山で逆風の盾となり、力強く運を切り拓いて繁栄と長寿をもたらすとされています。

五行説においては水に属し、黒色は水の象徴です。

姿形
方位
色相黒(玄)
季節
五行

白虎の特徴と属性

白虎(びゃっこ)は、西方の守護神であり秋の季節を司る伝説上の神獣です。

中国では百獣の王とされる虎が、500年生き抜くと霊力を得て白虎になるといういい伝えがあります。

太陽の沈む西の道を走り、睨みを利かせて邪気を遠ざけて幸せを呼び込むとされています。

五行説では金で、白は西方の色とされています。

姿形
方位西
色相
季節
五行

朱雀の特徴と属性

朱雀(すざく)は、南方を司る聖獣であり夏の季節を象徴する伝説上の神獣です。

5色の羽をもち、火を操る美しい鳥といわれる不死鳥で、鳳凰(ほうおう)とも呼ばれています。

南の低地に溜まる大きな池に降り立って大きな翼で降りかかる災いや悪霊を追い払い、幸福と家運繁栄をもたらします。

五行説では火を表すこともあり、色は赤です。

姿形
方位
色相赤(朱)
季節
五行

私たちの日常ではこの東西南北を守る四神とはあまりかかわりがないように思えますが、毎年1月1日の早朝に天皇が天地四方の神を拝す「四方拝」という宮中儀式が現在も行われています。

四方拝については、下記記事をご参考ください。

中央には麒麟

東西南北の方位除守

四聖獣とは別に五行説の考え方を取り入れ、東西南北の中央には色を黄とした麒麟(きりん)が入ります。

麒麟(黄竜)は、中央を司る守護獣として加えることで五霊となる位置づけです。

1本の角をもつ龍のような顔に鹿・馬・牛などが混じったような姿で仁獣とも呼ばれ、運気上昇や災いを消し安定をもたらす効果があるとされています。

姿形空想上の獣
方位中央
色相
季節
五行

二十八宿と四聖獣の関係

高松塚古墳には二十八宿の星座と四神獣が描かれている

二十八宿の星座は4つの方角で7宿ずつまとめられ、その繋げられた形は4つの聖獣に見立てられたことから東方青龍、北方玄武、西方白虎、南方朱雀の四神に配置されました。

二十八宿は仏教における守護神としての四神獣が基礎となっており、東を青龍、北を玄武、西を白虎、南を朱雀が守っているのです。

奈良県にある高松塚古墳やキトラ古墳の内部の天井には、この二十八宿の星座と四神獣が描かれています。

二十八宿の種類

東西南北の方位

二十八宿は7宿ずつ東西南北の4つのグループに分け、方角ごとに四聖獣(四神)が属しています。

東:青龍

角宿・亢宿・氐宿・房宿・心宿・尾宿・箕宿

北:玄武

斗宿・牛宿・女宿・虚宿・危宿・室宿・壁宿

西:白虎

奎宿・婁宿・胃宿・昴宿・畢宿・觜宿・参宿

南:朱雀

井宿・鬼宿・柳宿・星宿・張宿・翼宿・軫宿

次項からは、4つの方角・聖獣別にそれぞれに割り当てられた二十八宿の種類や吉凶を紹介していきます。

和名・・・日本での名称
距星・・・それぞれの星座(宿)の基準となる明るい星
吉となること・・・吉となる行動、とくに大吉として縁起のよい行動
凶となること・・・凶となる行動、とくに大凶として避けるべき行動

東の青龍に属する七宿

東西南北の東を守る四神獣の青龍(東方青龍=龍)

四神獣の青龍が守る東方に割り当てられた7宿の種類や吉凶は、以下の通りです。

  • 角宿
  • 亢宿
  • 氐宿
  • 房宿
  • 心宿
  • 尾宿
  • 箕宿

角宿(かくしゅく)

角宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第一宿で角(つの)にあたる星座です。

和名すぼし
距星おとめ座α
吉となること婚礼や開業・開店、神仏祭祀のほか、衣類裁断や棟上げ、酒造りなど新しく始めること
凶となること葬式や納骨

亢宿(こうしゅく)

亢宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第二宿で胸の位置にあたる星座です。

和名あみぼし
距星おとめ座κ
吉となること結納や種まき、衣類仕立て、習い事始めなど新たな始まりとなること
凶となること建築や不動産売買、移転といった家に関すること

氐宿(ていしゅく)

氐宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第三宿で胸の下部、お腹の位置にあたる星座です。

和名ともぼし
距星てんびん座α
吉となること種まきや牛の購入といった農耕全般、新築や改築といった家を建てること
凶となることお葬式や衣類の着初め、水に近づくこと

房宿(ぼうしゅく)

房宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第四宿で右腕の位置にあたる星座です。

和名そいぼし
距星さそり座π
吉となること婚礼や神事、開店といったお祝い事全般、旅行や引越し・移転など
凶となること衣類の裁断や田畑の購入、訴訟

心宿(しんしゅく)

心宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第五宿で心臓にあたる星座です。

和名なかごぼし
距星さそり座σ
吉となることとくに神事や仏事全般、移転、旅行、衣類の着初めなど
凶となること引越しは吉だが建築・新築は凶、投資や仕入れなど出費にまつわること

尾宿(びしゅく)

尾宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第六宿で尾部の位置にあたる星座です。

和名あしたれぼし
距星さそり座μ
吉となること開店や移転、改築はじめ、勉強や修行といった新しいこと
凶となること衣類の裁断、新しい衣類を着ること

箕宿(きしゅく)

箕宿は、東方を守る四聖獣・青龍の第七宿で尾の先端にあたる星座です。

和名みぼし
距星いて座γ
吉となること酒や醤油造り、種まきのほか、貯金・集金など
凶となること婚礼は死別や離婚をする意味で大凶
葬式・納骨、驕った態度は禁物

北の玄武に属する七宿

東西南北の北を守る四神獣の玄武(北方玄武=亀)

四神獣の玄武が守る北方に割り当てられた7宿の種類や吉凶は、以下の通りです。

  • 斗宿
  • 牛宿
  • 女宿
  • 虚宿
  • 危宿
  • 室宿
  • 壁宿

斗宿(としゅく)

斗宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第一宿で甲羅にあたる星座です。

和名ひつきぼし
距星いて座ψ
吉となること不動産売買や車の新調、事業開拓、開業など形になって残ること
凶となることとくにないが、家の取り壊しは凶

牛宿(ぎゅうしゅく)

牛宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第二宿で首の位置にあたる星座です。

前述の通り、二十七宿の中には含まれていない星座となります。

和名いなみぼし
距星やぎ座β
吉となること何事にも吉で、鬼宿の次に縁起の良い日。
凶となること何をするにも吉のためとくにない

女宿(じょしゅく)

女宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第三宿です。

和名うるきぼし
距星みずがめ座ε
吉となること公務・職務・芸能に関わること、武器を造る、芸事を学ぶなど
凶となること婚礼や引越しでもほぼ縁起の悪い日で、とくにお葬式は大凶

虚宿(きょしゅく)

虚宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第四宿です。

和名とみてぼし
距星みずがめ座β
吉となること入学や習い事始め、衣類の新調など
凶となること建築や縁談、祭事など、とくに相談事は大凶

危宿(きしゅく)

危宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第五宿です。

和名うみやめぼし
距星みずがめ座α
吉となること酒造やかまど造り、壁塗りなど
凶となること婚礼や引越しなど、とくに高所での仕事や登山は大凶で人生を左右するようなことは何事も慎重になるべき

室宿(しつしゅく)

室宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第六宿です。

和名はついぼし
距星ペガサス座α
吉となること神仏祭祀、婚礼、引越しのほか、戦や狩猟も吉
凶となること葬式や納骨

壁宿(へきしゅく)

壁宿は、北方を守る四聖獣・玄武の第七宿です。

和名なまめぼし
距星ペガサス座γ
吉となること新築改修や新事業などの積極的なこと
凶となること旅立ちにも良い日だが、南の方角は避ける

西の白虎に属する七宿

東西南北の西を守る四神獣の白虎(西方白虎=虎)

四神獣の白虎が守る西方に割り当てられた7宿の種類や吉凶は、以下の通りです。

  • 奎宿
  • 婁宿
  • 胃宿
  • 昴宿
  • 畢宿
  • 觜宿
  • 参宿

奎宿(けいしゅく)

奎宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第一宿です。

和名とかきぼし
距星アンドロメダ座ζ
吉となること婚礼や神仏祈願、祭事、衣類裁断など
凶となること開店など新規で行うこと

婁宿(ろうしゅく・るしゅく)

婁宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第二宿です。

和名たたらぼし
距星おひつじ座β
吉となること引越しや婚礼、契約・取引などほとんどのことは吉、とくに衣類の裁断は大吉で寿命が伸びる
凶となること訴訟、改革

胃宿(いしゅく)

胃宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第三宿です。

和名えきえぼし・こきえぼし
距星おひつじ座35番星
吉となること就職や婚礼、公事に関すること
凶となること衣類の裁断、とくに葬式は大凶

昴宿(ぼうしゅく)

昴宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第四宿です。

和名すばる
距星おうし座17番星
吉となること新規開店や婚礼などのお祝い事全般
凶となること衣類裁断、家の増改築

畢宿(ひつしゅく)

畢宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第五宿です。

和名あめふりぼし・あけりぼし
距星おうし座ε
吉となること神事や婚礼、新築・改築、農耕関連全般
凶となること投資・仕入れ・返済などお金が出ていくこと

觜宿(ししゅく)

觜宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第六宿です。

和名とろきぼし
距星オリオン座λ
吉となること入学や習い事・稽古始め、神仏祭祀など
凶となること開店や投資、家の建築など、とくに新築には家財を失う意味がある

参宿(しんしゅく)

参宿は、西方を守る四聖獣・白虎の第七宿です。

和名からすきぼし
距星オリオン座ζ
吉となること建築・土木全般、商談や販売などの商品取引、養子縁組など
凶となること葬式、転居、衣類の裁断

南の朱雀に属する七宿

東西南北の南を守る四神獣の朱雀(南方朱雀=鳥)

四神獣の朱雀が守る南方に割り当てられた7宿の種類や吉凶は、以下の通りです。

  • 井宿
  • 鬼宿
  • 柳宿
  • 星宿
  • 張宿
  • 翼宿
  • 軫宿

井宿(せいしゅく)

井宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第一宿で頭部に位置する星座です。

和名ちちりぼし
距星ふたご座μ
吉となること種まきや神事、婚礼、商談、不動産売買など他人に施した親切は自分に返ってくる
凶となること葬式や治療始め、とくに衣類を裁断すれば離婚する

鬼宿(きしゅく)

鬼宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第二宿です。

和名たまおのぼし・たまほめぼし
距星かに座θ
吉となること二十八宿の中で最も縁起のよい日とされるため何をするにも大吉
凶となること婚礼や家の建築

鬼宿にあたる日は、鬼宿日(きしゅくにち)と呼ばれる七箇の善日の1つでもあります。

鬼が家にいる日であることから物事を邪魔する鬼が外出しないため、何事も円滑に進むとされています。

鬼宿日については、下記記事で解説していますので併せてお読みください。

柳宿(りゅうしゅく)

柳宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第三宿です。

和名ぬりこぼし
距星うみへび座δ
吉となること物事を決断するには吉だが、婚礼や家の建築には凶
凶となること婚礼、家の建築、とくに葬式は不幸が重なるとされる

星宿(せいしゅく)

星宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第四宿です。

和名ほとおりぼし
距星うみへび座α
吉となること運転や乗馬始め、家の改築など
凶となること葬式・納骨、種まき、祭事

張宿(ちょうしゅく)

張宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第五宿です。

和名ちりこぼし
距星うみへび座ν
吉となること神仏祈願、婚礼、就職、新築、旅行など
とくに種まきや養蚕は大きな成果が期待できる
凶となること衣類の裁断、樹木を切るなど

翼宿(よくしゅく)

翼宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第六宿です。

和名たすきぼし
距星コップ座α
吉となること種まきや耕作、草刈りなどの農耕全般、建築・土木、旅行など
凶となること高所での仕事、入学試験など万事において用心が必要
婚礼は離婚につながるとされる

軫宿(しんしゅく)

軫宿は、南方を守る四聖獣・朱雀の第七宿です。

和名みつかけぼし・からすぼし・みつうけぼし
距星からす座γ
吉となること開業、棟上げ、不動産売買、神仏祭祀、芸事始めなど
凶となること衣類を裁断すると火災が起きる
旅行は北の方角に行くことは凶

※注釈
α=アルファ星
κ=カッパ星
π=パイ星
σ=シグマ星
μ=ミュー星
γ=ガンマ星
φ=ファイ星
β=ベータ星
ε=イプシロン星
ζ=ゼータ星
λ=ラムダ星
θ=シータ星
δ=デルタ星
υ=ウプシロン星

中国で作られた星座占い、二十八宿まとめ

二十八宿は位置を示すために赤道・黄道付近で天球を28等分した区分で毎日の運勢を表す暦注の1つ

現代では、二十八宿を用いた吉凶は単なる気休めや迷信といわれています。

それでも知識や技術が発達するまで、当時を過ごしていた人々にとって日々の運勢を占う吉凶は生活する上で重要なものでした。

その吉凶がどういう内容であったとしても、あなた自身が行動する目安やきっかけになることに変わりはありません。

二十八宿や六曜だけでなく毎日の運勢を表す暦注を生活の中に取り入れることで、より楽しく充実した日々を過ごせたらいいですね。

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