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スポーツドリンクの代表格、ポカリスエットとアクエリアスの特徴・効能の違いを比較

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スポーツドリンクの代表格・ポカリスエットとアクエリアス

日常生活を送る上で水分・栄養補給に欠かせないスポーツドリンク、略してスポドリ。

数あるスポーツドリンクの中でも、ポカリスエットとアクエリアスは代表格でもあり、比較されることも多いでしょう。

どちらも水分や電解質などの補給に役立つスポーツドリンクですが、成分や栄養価は異なります。

今回は、ポカリスエットとアクエリアスの特徴や違いを比較し、それぞれに適した飲み方を筆者の体験談も交えながら紹介します。

この記事を読むことで、スポーツドリンクの最適な摂取方法を知って、あなたの身体や生活により良い毎日を迎えるための参考になれば幸いです。

スポーツドリンクとは

まずはじめに、スポーツドリンク全体の概要を紹介します。

スポーツドリンクは、砂糖や果糖などの糖類に、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれており、日常生活や運動などでの発汗によって、身体から失われた水分やミネラルを効率よく補給できる清涼飲料水です。

また、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの電解質が入っているイオン飲料の一種でもあります。

スポーツドリンクを飲むメリット

スポーツドリンクは水分と栄養を補給するメリット

一般的に、人間が1日に必要とする水分は、2.5リットルとされています。

それに対して、人間が排出する水分は、尿で約1.5リットル、汗などで皮膚から失われる不感蒸泄で約0.9リットル、便は約0.1リットルですが、夏場は普段より汗をかく量が増えます。

汗の99%は水分ですが、その中にミネラル類、特に最も量が多いのはナトリウムのため、熱中症が疑われる時の対策として、水分と一緒に塩分も補給することが必要です。

その時に水(ミネラルウォーター)だけを飲んだ場合は、体液中の塩分濃度が下がってしまい、身体が摂取した水を吸収できずにそのまま尿として排出してしまうため、水分補給ができません。

スポーツドリンクは、運動で溜まる乳酸の分解や回復に効果的なクエン酸や、糖分を多量に含んでいるため、水分と塩分を補給できるだけでなく疲労回復にも効果的です。

また、スポーツドリンクは運動時に飲む飲料として広く認知されていますが、水分だけではなく電解質(イオン)やエネルギーの補給であるとされています。

水分と電解質の補給は発汗で体外に失われたものを補い、エネルギー補給は疲労防止やパフォーマンスの維持・向上を目的としています。

スポーツドリンクを飲むデメリットについては、後述します。

スポーツドリンクに含まれる電解質の効果

スポーツドリンクは人体にも欠かせない電解質が含まれる

ほとんどのスポーツドリンクには、電解質と糖質が含まれています。

電解質(イオン)とは、水に溶けると電気を通す物質のことで、人の体液には水分のほかに電解質というイオンが含まれています。

細胞内を流れる体液が正常に働くためには電解質が必要で、大量の汗をかくと体外に出ていきます。

電解質は、水中では電気を帯びたイオンになって電気を通すようになるため、細胞の浸透圧を調節したり、筋肉・神経細胞の働きに関わるなど、身体にとって重要な役割を果たしています。

電解質は、少なすぎても多すぎても細胞や臓器の機能が低下し、命にかかわることがあります。

スポーツドリンクに含まれる電解質は、例えば汗で失われた水分やナトリウム、カリウムなどのイオンを、身体にスムーズに吸収させます。

また、電解質には水分を引き寄せる働きがあり、体液の維持や体温の調節、関節・筋肉の保護など重要な役目があります。

スポーツドリンクに含まれる糖質の効果

スポーツドリンクは運動にも欠かせない糖質も含まれる

スポーツドリンクには、電解質とは別に糖質が含まれています。

糖質を含んだ飲料が推奨される理由は、腸管での水分吸収を促進することです。

主要な糖質であるブドウ糖は、腸管内でナトリウムが同時にあると速やかに吸収されるとど同時に、水分も吸収されます。

適度に糖質を含んだスポーツドリンクは、体内ですばやく水分補給をする効果を高め、エネルギーの補給に役立ちます。

必要最低限の糖質を摂取することによって、血糖値を維持し疲労を防いだり、運動時にたくさんの糖質を補給して、積極的にパフォーマンスを向上させる効果もあります。

スポーツドリンクに使われている果糖は、ブドウ糖に比べてゆっくりと酸化され、脂肪の酸化を抑制しないという特徴をもっています。

運動により消費された骨格筋中のグリコーゲンは、運動後すぐに糖質を補給した方が、2時間後に補給した場合よりも大きく回復するといわれています。

運動後には、汗で失った水分と電解質をスポーツドリンクでしっかり補うだけでなく、すみやかに糖質を補うことも重要です。

あらゆる種類のスポーツドリンクにはそれぞれに成分も効果も異なるため、目的に応じてスポーツドリンクを使い分けることが推奨されています。

ここからは、スポーツドリンクの中でも代表格とされる、ポカリスエットとアクエリアスについて紹介していきます。

ポカリスエットの概要・性質

ポカリスエット

ポカリスエット(POCARI SWEAT)は、1980年に245mlの缶から発売を開始した、大塚製薬の製品です。

現在では、アジア諸国を中心に世界20カ国と地域でも販売されています。

ポカリスエットの名前の由来

ポカリスエットの名前は、汗の飲料という開発コンセプトから「スエット」を用いて、爽やかな青空を彷彿させる音の響きと語呂の良さから考えられた造語「ポカリ」と組み合わせて決定されました。

略称として、「ポカリ」とも呼ばれています。

そして、鮮やかなブルーと白い波の形を表現したパッケージデザインは、当時からほとんど変更されていないそうです。

ポカリスエットの栄養成分

エネルギー:25kcal
タンパク質:0g
脂質:0g
炭水化物:6.2g
食塩相当量:0.12g
カリウム:20mg
カルシウム:2mg
マグネシウム:0.6mg

※100mlあたり
引用:ポカリスエット公式サイト

ポカリスエットの原材料

砂糖(国内製造)
果糖ぶどう糖液糖
果汁
食塩/酸味料
香料
塩化K
乳酸Ca
調味料(アミノ酸)
塩化Mg
酸化防止剤(ビタミンC)

ポカリスエットの電解質濃度

陽イオン(mEq/L)・・・Na+:21、K+:5、Ca2+:1、Mg2+:0.5
陰イオン(mEq/L)・・・Cl-:16.5、citrate3-:10、lactate-:1

ポカリスエットの賞味期限

製造日より約12~13ヶ月

ポカリスエットの特徴・味

ポカリスエットは、体液に近い成分とイオンバランスでできているため、水に比べて身体の外に排出されにくく、長時間にわたって身体を潤し続けることができます。

スポーツや仕事のほか、お風呂上がりや寝起きなどの発汗などにより失われた水分と、ナトリウムやカリウムなどの電解質(イオン)を適切な濃度でスムーズに補給し、身体に負担をかけることなく、すばやく水分を吸収します。

糖質が多いため、甘みは強く、少ししょっぱさを混ぜたような濃い味です。

イオンウォーターについて

ポカリスエットには、「イオンウォーター」というカロリーを抑えた商品があります。

通常のポカリスエットは、発汗時の汗の成分と同じ電解質組成の飲料で、脱水時に水分と電解質を補給するために作られたドリンクです。

イオンウォーターは、汗をかいていない日常でも水分と電解質をバランスよく補給できるように配慮し、甘さ控えめでスッキリとした後味のドリンクです。

エネルギー:11kcal、タンパク質:0g、脂質:0g、炭水化物:2.7g

アクエリアスの概要・性質

アクエリアス

アクエリアス(Aquarius)は、1983年に日本で発売を開始したコカ・コーラ社の製品です。

現在では、アジアから中東、南米など世界26カ国で販売されています。

アクエリアスの名前の由来

アクエリアスの名前は、英語で星座のみずがめ座から由来し、また「Aqua」にはラテン語で水・液体の意味があり、水分や電解質などを身体に供給するアイソトニック飲料のイメージに合う語感をもっています。

略称として、「アクエリ」と呼ばれています。

ブルー系統のパッケージデザインは、製品価値である水分・栄養補給をウォータードロップを表現し、2017年にリニューアルされました。

アイソトニックとは
アイソトニックは、「等張」という意味で、人間の体液とほぼ同じ浸透圧をもつ電解質のことをいい、アイソトニック飲料は体液とほぼ同じ浸透圧の飲料を指します。

アクエリアスの栄養成分

エネルギー:19kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:4.7g
食塩相当量:0.1g
マグネシウム:1.2mg
カリウム:8mg
イソロイシン:1mg
バリン:1mg
ロイシン:0.5mg

※100mlあたり
引用:アクエリアス公式サイトより引用

アクエリアスの原材料

果糖ぶどう糖液糖(国内製造)
食塩
クエン酸
クエン酸Na
塩化K
硫酸Mg
乳酸Ca
酸化防止剤(ビタミンC)
甘味料(スクラロース)
イソロイシン
バリン
ロイシン
香料

アクエリアスの賞味期限

製造日より約12ヶ月

アクエリアスの特徴・味

人間は、汗をかいてミネラルを含まない水だけを飲むと、体内に十分な水分を保持できなくなります。

アクエリアスは、ナトリウムやカリウムなどのミネラルを豊富に含んでいるため、乾いた身体の水分補給に適しています。

また、汗で失われるミネラルを配合しているだけではなく、動く身体に必要なアミノ酸や、疲労回復作用のあるクエン酸を主な成分としているため、運動時に水分と栄養を補給します。

甘さ抑えめであっさりとしていますが、クエン酸ならではの酸味を強く感じる味です。

アクエリアス ゼロについて

アクエリアスには、「アクエリアス ゼロ」というカロリーゼロの商品があります。

電解質を配合した水分補給とカルニチンを配合した、燃焼系のWチャージが特徴です。

カロリーが気になる方や軽く身体を動かした時、日常の汗をかいた時の水分補給に適しています。

エネルギー:0kcal、タンパク質:0g、脂質:0g、炭水化物:0.7g、L-カルニチン:10mg

ポカリスエットとアクエリアスの違い・比較

ポカリスエットとアクエリアス

上記の基本概要を踏まえた上で、ポカリスエットとアクエリアスの違いを比較してみましょう。

違い・比較(1)糖分

ポカリスエットとアクエリアスに含まれる糖質量は、以下の通りです。

ポカリスエットの糖質量:6.2g
アクエリアスの糖質量:4.7g

ポカリスエットの糖分は、砂糖・ブドウ糖・果糖などを合わせて100mlあたり6.2g(26.8Kcal)です。

ペットボトル1本(500ml)に換算すると約30gの糖分で、角砂糖でいうと6個分が含まれています。

それに対してアクエリアスの糖分は、100mlあたり4.7g(18.8Kcal)とポカリスエットよりも少なめです。

糖分でいえばポカリスエットの方が多いですが、エネルギー補給という目的だけでなく、水分の吸収スピードをサポートするためにも糖質を多く含んだ飲料が適しています。

ただし、糖質を過剰摂取すると肥満につながるため、飲み過ぎには注意しましょう。

違い・比較(2)栄養

ポカリスエットとアクエリアスに含まれている成分の中でも、注目してほしい成分があります。

ポカリスエットの成分:ぶどう糖果糖液糖・砂糖・果汁・ナトリウム
アクエリアスの成分:クエン酸・バリン・ロイシン・イソロイシン

ポカリスエットはアクエリアスよりも、多くのナトリウムと炭水化物が含まれているため、身体に必要な栄養素を多く摂取できます。

複数の糖類が含まれていることで、水分の吸収が早くなる特徴があります。

ちなみに、ポカリスエット発売当初のコンセプトは「飲む点滴」でした。

一方、アクエリアスは、ミネラルはじめ、アミノ酸やクエン酸といった疲労回復物質を主に含んでいるため、疲れた身体に必要な栄養素を摂取できます。

また、バリン・ロイシン・イソロイシンを総称したアミノ酸(BCAA)は、筋肉のエネルギー源になります。

違い・比較(3)味

ポカリスエットは、アクエリアスより糖分も塩分も多いため、甘さとしょっぱさを兼ね備えた比較的味が濃い傾向です。

アクエリアスは、ポカリスエットと比べると甘さ抑えめで、クエン酸ならではの酸味が強く比較的さっぱりしています。

ポカリスエットとアクエリアスの飲み方・効果

上記で述べたポカリスエットとアクエリアスの違い・比較から、どういった状況の時に飲むべきなのか、どう飲み分けたらいいのか、双方それぞれに適した飲み方・効果をまとめました。

体調不良の時にはポカリスエット

ポカリスエットは、炭水化物やナトリウム(食塩)を多く含んでおり、体調不良で食欲がない時に必要な栄養分を補給することができます。

また、人間の体液に近い水分とイオン成分で、アクエリアスより栄養価の高いポカリスエットは風邪をひいた時などには効果的です。

糖分が多いことは、水分を吸収するスピードも高くなるため、発熱などの水分補給にはポカリスエットをおすすめします。

そのため、ポカリスエットは体調不良時の水分・栄養補給に適しています。

運動時の補給にはアクエリアス

アクエリアスは、ナトリウムやカリウムなどのミネラルのほか、動く身体に必要なアミノ酸、疲労回復やエネルギー代謝を助けるクエン酸を豊富に含んでいます。

また、アクエリアスのみに含まれるアミノ酸のイソロイシン・バリン・ロイシンは、筋肉にとってのエネルギー源にもなります。

1時間以上の運動や激しいスポーツを行う場合に、エネルギー補給のためのブドウ糖は脱水予防があり、クエン酸は疲労回復などに役立ちます。

つまり、アクエリアスは運動前後の水分・栄養補給に適しています。

ポカリとアクエリを飲み比べた筆者の体験談

筆者がこれまでに飲んできた、ポカリスエットとアクエリアス体験を紹介します。

学生時代はポカリ一筋

ポカリスエットの500mlと1リットルペットボトル

筆者は、学生時代の部活で練習の合間や試合には、仲間とともにポカリスエットを飲用していました。

試合のある日は、後輩としてのルーティングワークとして、前日にポカリスエットのパウダーを1リットルの専用ボトルに水と混ぜて冷凍庫で凍らせ、当日に先輩たちに渡していたことがあります。

自分たちの代でも、後輩たちからギンギンに凍らせたポカリスエットのボトルを受け取っていました。

ポカリスエットが比較的解けやすい品質で、最後に残った溶けかけの塊をシャーベット感覚で飲み干すのが好きだったほどです。

部活を引退した後も、食欲がない日や発熱があった夜には、必ずストックしておいたポカリスエットのおかげで、翌日には休むことなく通学・通勤できていました。

アクエリへ方向転換したら・・・

発熱した時はポカリスエット?アクエリアス?

その後は年齢を重ねるにつれ、ポカリスエットの強い甘みと時に混じる塩味の濃さが辛いことがあり、一時期アクエリアスに変えたことがあります。

ところが、ある日に発熱した際にアクエリアスで水分補給したところ、翌朝でも体調がよくならないことに気づき、薬を飲んでも効果がありませんでした。

アクエリアスを飲んでも常に熱が続いている状況で、身体が火照ていて熱いままなのです。

そこで、ポカリスエットを購入して飲んでみたところ、身体の熱が適度に落ち着いて翌朝には体調が回復したのです。

アクエリアスより多く含むポカリスエットの糖質は、味は濃いものの栄養もあり、水分の吸収速度を上げるために適しているのでしょう。

また、人間の体液に近い水と電解質(イオン)のバランスが、身体を正常に戻してくれるのだと気づきました。

確かに、発熱している時に飲むポカリスエットは、普段感じる強い甘さではなくちょうどいい濃さの味になるのです。

ポカリとアクエリを用途別に保管

ポカリスエットとアクエリアスは用途に応じて使い分ける

それ以来、筆者は、風邪気味や発熱など体調が悪い時にはポカリスエット、汗をかくほど身体を動かしたり喉が渇いたりした時にはアクエリアスというふうに、使い分けるようになりました。

また、防災グッズの備品としては、長期保存用のミネラルウォーターだけでなく、水分・栄養補給としてポカリスエット数本を常にストックするようにしています。

粉末タイプのポカリスエットについて

上記で、ポカリスエットのパウダーについて触れましたが、ポカリスエットには飲料タイプと粉末タイプがあり、より売れているのは飲料タイプのポカリスエットでしょう。

粉末タイプのポカリスエットを、水と混ぜて作るのが面倒だという理由が多いと思いますが、水の量を調整して味を濃くしたり薄くしたりすることができます。

また、スポーツドリンク専用のプラスティック製ボトルで混ぜた後に冷凍庫に入れておくと、猛暑の夏にはシャーベットとしても味わうことができるのでおすすめです。

さらには防災の備蓄品として、飲料タイプのポカリスエットとは別に粉末タイプも用意しておくと、スペース的にかさばらないのも粉末タイプのいいところだと感じます。

凍らせる場合の注意
ポカリスエットを冷凍すると、溶けるのが比較的早いためシャーベットとしても楽しめますが、アクエリアスを凍らせるとポカリスエットより硬いため、シャーベット状にならない点には注意してください。

ポカリとアクエリ以外のスポーツドリンク4選

ポカリスエットとアクエリアス以外のスポーツドリンクについても、注目したい一部の商品を紹介します。

身体の調子や糖質が気になる方など、その時に合ったスポーツドリンクを選ぶ際の参考にしてください。

ビタミンウォーター(サントリー)

ビタミンウォーターは、ビタミンC・ビタミンB6・ナイアシンの3種のビタミンで、1日分のマルチビタミンを配合しています。

糖質は100ml当たり4.7gとアクエリアスと同量で、ナトリウムを40mg含んでいるため熱中症対策にもおすすめです。

GREEN DA・KA・RA(サントリー)

GREEN DA・KA・RA(グリーンダ・カ・ラ)は、発汗によって失われる鉄分を新たに配合して、2020年にリニューアルしています。

糖質は100ml当たり4.4gとアクエリアスよりも抑えめで、アミノ酸が1~10㎎、クエン酸が25㎎含まれていますが、効能としては味をつけたくらいです。

夏場の体調管理を主な目的に、寝起きやお風呂上がり、汗をかいた時など日常の水分補給に適しているといえます。

ボディメンテ ドリンク(大塚製薬)

ボディメンテの糖質は、アクエリアスとほぼ同じですが、乳酸菌が入っているのが特徴です。

乳酸菌によって、身体のコンディションを整える作用があります。

アミノバリュー4000(大塚製薬)

アミノバリューは、糖質が100ml当たり3.6gと低めですが、クエン酸が450㎎、アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)が800㎎と多く含まれているのが特徴です。

運動によって、疲労回復や栄養不足を和らげる作用があります。

スポーツドリンクを飲む際の注意点・デメリット

ポカリスエットとアクエリアスに共通する内容として、スポーツドリンクを飲む際の注意点やデメリットをまとめました。

カロリー過多による肥満

参考例として、他のソフトドリンクの糖分を見ると、コカ・コーラは11.3g/100ml、オレンジジュースは10.7g/100mlです。

それに比べるとスポーツドリンクは、5~7g/100mlと比較的糖分が少ない方といえます。

しかし、ポカリスエットを例にすると、ペットボトル1本(500ml)で125kcalと、ご飯の茶碗半分に相当するカロリーがあります。

発汗や疲労がないのに水の代わりとして、普段通りの水分補給でスポーツドリンクを飲むと、お茶や水よりは糖分や塩分の摂り過ぎで太りやすくなるため、飲む量に注意してください。

公式サイトでは飲む量に制限はないとありますが、肥満や糖尿病、高血圧などで食事の制限を受けている方は、上記の栄養成分量を確認した上で調整しましょう。

ご参考までに、1日の糖分摂取量の目安として、自分の体重をグラム換算した数字の0.05%です。

体重60㎏の方を例にすると、60,000g×0.05÷100=30gが適切な砂糖摂取量の上限となります。

糖分摂取による虫歯や糖尿病

スポーツドリンクの過剰摂取で生じるのは、肥満だけではありません。

糖分が多量に含まれているスポーツドリンクを常に飲み続けていると、口内に大量の糖分が残ることになってしまいます。

例えば、入浴後などに水分補給として摂取し、そのまま就寝してしまうというのも虫歯や歯周病になる原因となり口内環境にはよくありません。

ペットボトル症候群

また、スポーツドリンクの糖分を過剰摂取することで、高血糖状態が続くペットボトル症候群に陥る可能性もあります。

血糖値が上がると喉が渇き、さらにスポーツドリンクを飲んでしまうという悪循環が起こり、重症化すると腹痛や吐き気、意識障害を起こすなどさまざまな症状が引き起こされるため注意しましょう。

スポーツドリンクは身体にいいというイメージがありますが、熱中症予防にと普段から飲むことを習慣化していると、糖尿病を発症・悪化させてしまうことが多いです。

水で薄めるのは避ける

ポカリスエットもアクエリアスも比較的味の濃いスポーツドリンクのため、水で薄めて飲まれる方がいますが、ポカリスエットやアクエリアスの公式サイトでは、以下のように薄めることをおすすめしていません。

ポカリスエットは、水分とイオン(電解質)のスムーズな吸収を助けるために現在の内容成分に決定しています。
水で薄めた場合は、水分とイオン(電解質)のスムーズな吸収が損なわれてしまう可能性があります。

ポカリスエット公式サイトより

アクエリアスは、電解質、糖分、浸透圧など体内での吸収に適した濃度に調整されています。
そのため、薄めずそのまま飲むことをおすすめします。

アクエリアス公式サイトより

終わりに

多数ある種類の中でも、さまざまな特徴や違いがあるスポーツドリンク。

中でも、ポカリスエットとアクエリアスには、水分・栄養補給だけでなく、その時の状況や目的に応じて考えられた代表格ともいえます。

近年ではカロリーゼロの型も登場し、双方を正しく飲むことで、あなたの身体や生活にとってより良い飲料になるでしょう。

また、スポーツドリンクは約1年の長期保存が可能なため、体調不良時や運動時に飲むだけではなく、防災の備蓄・非常用飲料としても役立ちます。

人間の身体は、それぞれに体質も異なるため、何より自分の身体に合ったスポーツドリンクであることが重要です。

ポカリスエットとアクエリアスが自分の身体に適していない、状況改善に繋がらないといったことがあれば、他のスポーツドリンクを試してみてください。

自分の身体に合ったスポーツドリンクを

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